アブガルシアはとても歴史のある、釣り人なら一回は聞いた時のある老舗のメーカーです。 アブガルシアは現代のロッドからリールと一線で活躍する有名メーカーでもありますね。 アブガルシアが歩んだ歴史は歩んだ歴史はどんなものがあるんでしょうか?
「アブガルシアの歴史と紹介」
アブガルシアの歴史はとても古く、現代においても一流メーカーであり続けることはとてもすごいことだと思います。 そんなアブガレシアの歴史を以下の項目で説明してみたいと思います。
①アブガルシアの基礎
1921年にスウェーデンのスヴェングスタにおいて、ABウルファブリケン社として創業しました。 創業当初は懐中時計と電話度数計の製造会社でした。 最初から釣具メーカーではなかったんですね。 1926年にはタクシーメーターの販売を開始しましたが、第二次世界大戦が始まると自動車の交通は規制され、タクシーメーターの需要も尽きてしまったそうです。
②釣り業界進出
タクシーメーターの需要も尽きてしまい、2代目のイエテは、釣り好きで、それを商売にしようと考えたそうです。 そして、1941年に同社初のベイトキャスティングリールであり、かつてのタクシーメーターと同じ名前である「Record」の販売を開始しました。 1952年には、現在でもアブの看板商品であり続けており、「大使」を意味するアンバサダーのシリーズ最初期モデル「No.5000」が発売されました。
③スピニングリールの開発
ABU社はベイトキャスティングリールの他に、ロッドとルアーの販売を行っていました。 そして次に手がけたのがスピニングリールの開発。 最初にリリースされた「RECORD 500」には、すでにABUのスピニングリールの最大の特徴であるリアドラグが搭載されていました。
④アブガルシア誕生
アメリカ合衆国でリールを販売するようになり、ABウルファブリケンはいつしかABUと略されるようになりました。 1979年、アブはガルシア社倒産に伴い、アメリカでの販路確保のためにガルシア社を吸収合併し、1983年に今に至るアブガルシア社となりました。 1995年にピュアフィッシングに買収され、現在ではリールだけでなく釣竿やルアー、釣用アクセサリー類の販売も行っています。 名実ともに世界を席巻するフィッシングブランドへと飛躍しています。
⑤日本とアブガルシア
アブガルシアにとっても、日本はとりわけ大事なマーケットとして位置づけられており、過去、フレッシュウォーター用からソルトウォーター用まで、日本向け仕様のリールを数多くリリースしてきた実績があります。 中でもエポックメイキングな出来事は今江克隆プロとのコラボレーション。 1994年に発表された「4600C RD IMAE」「4601C DDL IMAE」を皮切りに、ベイトフィネスリールとしての Revo LTZ AE-74 Racingなど,今江プロの経験とアブガルシアの最新技術を融合させたリールを開発してきました。
いかがだったでしょうか?
アブガルシアはとても歴史があることがわかってもらえたと思います。最初は時計メーカーで、タクシーメーターも作っていたなんて意外ですね。 アブガルシアがなければ今の釣りのスタイルは変わっていたかもしれません。