ハゼ釣りの歴史は古く、庶民に親しみのある釣りの対象魚として、多くの釣り人に人気の魚です。海道南部から九州にいたる日本各地に生息し、汽水域を好み釣れる時期も長く狙えます。ハゼの釣りのコツや釣れる時期はあるのでしょうか?
ハゼ釣りのコツと釣れる時期
ハゼ釣り は簡単で子供たちにも釣る事ができるので、ファミリーフィッシングにも最適です。釣れる時期やコツなどを抑えるとたくさんの釣果に恵まれます。ハゼ釣りのコツや釣りやすい時期を以下の項目で説明したいと思います。
①ハゼは何処にいる?
まずハゼの生息場所を知りましょう。 ハゼの場合は真水が海水と混ざり合う汽水域がポイントになります。 ハゼは、完全な砂地より砂泥底の海底を好みます。 水深があまりない遠浅の河口付近を住処にしています。 昔から手軽に釣れる魚なので、かなり身近な場所にいます。
②梅雨の時期
ハゼの大半は1年魚です。 この時期になると春に生まれたハゼは、6月ごろ5cm~7cm位に成長し、釣りの対象魚となり浅場で釣ることができます。 この時期のハゼはピンハゼと言い比較的簡単に釣れることから人気があります。 まだサイズも小さいので小さめの針とエサを付けるのがコツです。
③真夏の時期
7月、8月ごろになると、10cm前後まで成長し、「てんぷら」などで食べられる大きさになります。 この時期は活発にエサを食い始め、初心者でも簡単に釣ることができます。大きな河川ならかなり上流まで登って行くようです。 真夏の炎天下の釣りですので、熱中症対策と日焼け対策を十分にしてください。また、早朝の気温の上がる前に釣りをすることをおすすめします。
④秋の時期
9月・10月ごろにハゼ釣りの最盛期を向かえ、釣り場も賑わいます。 サイズの方も13~20cmぐらいの成魚に成長していますので釣り応えもありますね。
立派に成長したハゼですので身もしっかりと付き、美味しいシーズンです。
⑤初冬以降の時期
初冬の時期になれば、産卵を控え完全に深場の釣りになります。 俗にいう落ちハゼシーズンである。陸からでは釣り難く、深くに潜るので遠投仕掛けや船での釣りがメインです。
厳寒期の12月下旬から1月には、大多数が産卵をして生涯を終えます。 ただし、一部のハゼは、越冬して25cm~30cm近くまで成長するようです。
⑥仕掛け
ハゼ釣りはファミリーならちょい投げ釣りの仕掛けが簡単でお勧めです。 釣具屋さんに行くとハゼ釣り用の一式の仕掛けが売っていますので初めての方にお勧めです。 その他にミャク釣りで狙う方法とウキ釣りで狙う方法もあります。 自分にあった釣り方を見つけて見ましょう。
⑦誘い方
ハゼ釣りの誘い方は足元を真上から探る場合、5秒ほどでアタリがなければ仕掛けを数cm手前に動かす。 オモリを持ち上げるようにして細かく探ると根掛かりが少なく、釣りやすいと思います。 また、沖の方を釣る時は手前にズル引きながら探りますがこの場合は根掛かりしやすいので注意が必要です。 またあたりが出たらあわせを入れましょう。針が呑み込まれると手返しが悪くなります。
いかがだったでしょうか?
ハゼ釣りは春に産卵してから長い時期狙うことができます。 その時期、時期で釣れるサイズに差はありますが、とても手軽るに楽しめる釣りですね。 仕掛けもファミリー層からベテランまで楽しめる仕掛けがあるので自分にあった釣り方を見つけてみてください。