マルキュー株式会社が5年前に発売開始した驚異の人工エサ「パワーイソメ」。本物のイソメそっくりのフォルムに秘められた本物以上の集魚パワーと、使い勝手の良さに愛用者が激増中とのこと。マルキュー「パワーイソメ」は、本当に生きエサと同じように、あるいはそれ以上に、釣れるのでしょうか?
マルキューの叡智の結集、それがパワーイソメ!
初めてマルキュー・パワーイソメのパッケージを手に取った時、頭をよぎるのは「やっぱり生きているイソメには敵わないのではないか?」「ワームとどこが違うのだろう?」といった疑問でしょう。まさにそこが、“つれるエサづくり一筋”のマルキューの叡智が注がれたポイントなのです。
①選べる4カラー×4サイズ
マルキュー・パワーイソメ1本の長さは10センチ。イソメなどの多毛類そっくりに、たくさんの節と小さな脚を持つ外見は、まさに究極のイソメもどきです。ターゲットやその日の天候、時間帯などで選べるカラーは、「茶イソメ」「青イソメ(深緑色)」「赤イソメ」「桜イソメ(夜光ピンク)」の4種類。(他に北海道限定の「レモンイソメ」「パールイソメ」があります)サイズも「細」「中」「太」「極太」の4種類がありますから、豊富なバリエーションからその日のベストを選択することができます。マルキュー・パワーイソメの使い勝手の良さ・その一です。
②生き餌が苦手でも大丈夫
女性はもとより、男性でも小さい頃に自然の中で遊んだ経験のない人が増えた昨今は、「生きエサ、特にイソメみたいな虫は気持ち悪くて触れない」という人が多くなりました。触るのは平気でも、「生きたイソメはヌルヌルと動き回るのでなかなか上手く針に刺せない」「あの匂いがイヤだ」という人もいます。そんな方々でも、マルキューのパワーイソメなら大丈夫。扱いやすい上に、魚が好む成分が配合されていることによってほのかにフルーティな香りがしますので、手が臭くなることもありません。魚にも釣り人にも細かい気配りは、さすがマルキューならではです。
③ここがワームと違う -1
単に「イソメにそっくりな擬似餌」なら、ソフトルアーのワームにもありそうですが、マルキューのパワーイソメは、ワームとは文字どおり“一味”違います。魚が好むとされる旨味成分のアミノ酸が豊富に含まれており、その分量は生きたイソメの何と約6倍!ということは「本物のイソメよりも美味しい」、つまり見た目だけで魚を騙す擬似餌とは違って、「本物のエサ」に近いのです。だから、ワームならば口にした途端に「あ、食べ物じゃない!」と吐き出してしまう魚が、パワーイソメならばくわえた瞬間じゅわっと浸み出る旨味成分に、最後まで食べようとします。「エサ取り名人」と呼ばれ、針に掛からないよう器用に外側からエサをついばんでいくことで知られるカワハギなども、パワーイソメにはあっさりと釣られてしまうのです。
④ここがワームと違う -2
マルキューは、「釣れる」ことは当然のこと、釣り餌によって水域の環境が汚染されてしまわないための研究努力を理念として掲げる会社です。プラスチックワームなどのソフトルアーは水中に残された場合、間違いなく環境破壊に一役を買ってしまうことになりますが、その点マルキュー・パワーイソメは心配ありません。原材料は「生分解性」素材で、微生物の働きによって二酸化炭素と水に分解される…つまり溶けてしまいますから、ゴミとして残りません。魚が飲み込んでしまっても、一部は食べ物として消化されつつ素早く排泄されてしまうので、環境への影響は非常に少ないのです。「釣れればそれでいい、っていうものじゃない」というのがマルキューのこだわりなんですね。
⑤次の釣行にも使えて経済的
生き餌の難点は、保存がきかないことですよね。イソメなどは持ち帰って冷蔵庫に入れれば何日かは生かしておけますが、それも何だか気持ち悪いし…(たぶん家の人が絶対に許してくれません)マルキュー・パワーイソメはその日使いきれなかった分、パッケージのジッパーをピチッと閉じておけば、袋の中の保存液の働きで新鮮さを保ったまま、次回の釣行にも持って行くことができます。なお保存に際しては、くれぐれも高温を避け、また一度使ったものは同じ袋に入れないようにしてください。
⑥どうやって使う?
マルキュー・パワーイソメの使い方は、本物のイソメなどの生きエサと同じです。基本的には針に頭から通し刺しにして、パワーイソメ全体がまっすぐ垂れ下がるような位置で針先を抜いて装着完成。小物狙いなら半分にカットして使ってもいいし、大物やカサゴのような大口魚が相手なら、極太サイズを一匹掛けで。細や中サイズ、またカラーを取り混ぜて房掛けにとアレンジはいろいろ試してみるとよいでしょう。ジグヘッドにワームの代わりにパワーイソメを付けても、面白い釣りが楽しめますよ。
⑦何が釣れる?…その実力
マルキューのパワーイソメは、見た目はイソメですが、以上でお分かりのように魚が大好きな成分を配合したオールマイティな食わせエサです。だから、イソメ類を主に使うキスやカレイなどの投げ釣りにはもちろんのこと、堤防回りでのアジやカワハギ、ハゼ、アイナメといったおなじみの魚にも、根に潜んだカサゴやメバルなどにも、大人気のエサです。それどころか、バスやコイなどの淡水魚狙い、さらにはヤマメなどの渓流釣りに応用する人もいます。釣りたい魚とその日のコンディションを考えて、どんな仕掛けで、どの色、どのサイズのパワーイソメを投入するか…釣りがますます楽しく、身軽になること請け合いです。
いかがだったでしょうか?
「擬似イソメが生きたイソメより釣れるはずがない」…単なるルアー擬似餌ならば、そうかもしれません。けれどもマルキュー・パワーイソメに関して言えば、その逆です。あのマルキューが自信をもって送り出した人工の「本物のエサ=魚の食べ物」なのですから、「釣れないはずがありません!」