サーフからシロギスを投げ釣りで狙う魅力は、おもいっきりキャスティングした仕掛けにパールピンクの美しい魚体が何匹も連なって掛かって上がってきた時の快感ではないでしょうか?サーフからの釣りのなかでも一番人気のターゲット、シロギスをあなたもおもいっきりキャスティングして釣り上げてみませんか?
★☆サーフからシロギスを狙う時のポイント☆★
シロギスをサーフから狙う釣りでは、特別な準備などは必要ありませんが、何点かのポイントを押さえておきましょう。ここでは、サーフからシロギスを狙う場合に押さえておくべきポイントを解説しますので、これからシロギス釣りを始める時の参考にして下さい。
①シロギス釣りのシーズン
シロギスは北海道南部から九州地方まで広く分布しており、砂底の浅い海や河口の汽水域にも生息しています。シロギス釣りのシーズンは一般的に5月から9月くらいまでと言われておりますが春先の「のっこみ期」のシロギスと秋の「落ち期」のシロギスは30cmクラスの大型が狙える時期と言えます。
②シロギス釣りのポイント
サーフからシロギスを狙う場合のポイントは、シモリや岩礁周り、潮目などがポイントになります。しかしシロギスは1ヵ所に留まる魚ではなく、常に群れで泳ぎ回っているため、まずはできるだけ遠投して広範囲を探りましょう。ただポイントが遠くにだけあるわけではなく、ちょい投げで届くような近くにもシロギスは回遊しますので、丁寧に探ることが重要です。
③シロギス釣りの仕掛け
サーフから投釣りで狙うシロギスは、一般的に天秤仕掛けを使います。初心者の方は市販されている2~3本仕掛けを使ってみるのが良いでしょう。道糸もナイロンラインとPEラインを選択できますが、初めはトラブルの少ないナイロンラインとナイロンのちから糸を結束し、その先にジェット天秤などを接続しましょう。道糸とちから糸との結束方法(ブラッドノットや電車結び)は前もって練習しておきましょう。
④エサの種類と付け方
シロギス釣りの餌となるのは石ゴカイ(ジャリメ)や青イソメが一般的です。投げ釣りの場合は、虫エサの頭をカットし針にそって刺します。垂らしは0.5~1cm程度にします。長すぎるとシロギスが掛かりにくくなりますので余分な部分はカットしましょう。2種類の餌がある場合の、その日の餌の選び方ですが、4本針ならジャリメとアオイソメを交互につけ、食いの良い餌を探ります。食いの良い餌が分かったら、4本とも食いの良い方の餌に変えれば、釣果を伸ばせるでしょう。
⑤シロギスの釣り方
遠投が可能なタックルでシロギスを狙う場合は、遠くのポイントからゆっくり引きづりながら波打ち際まで丁寧に探って釣りましょう。シロギスは群れになっているため、仕掛けの針全てにシロギスが掛かる場合もあります。仕掛けの項で書きましたが初心者の方は2~3本針の市販仕掛けをお勧めしておりますが慣れた方は、針数を増やして一荷釣りを楽しむことも可能です。また、ちょい投げでシロギスを狙う場合は、小さなポイントを見逃さないことです。
⑥誘いについて
誘いですが、その日によって違いますので、置き竿にした方が、いい場合もあります。誘いをかけるか、置き竿にするかの判断も釣果を伸ばす上でとても重要です。誘い方ですが、一般的なのはズル引きですが、1メートル間隔でリズム良く誘っても効果的です。「1メートル巻いて5秒くらい待つ」この繰り返しです。 シロギスにとっては、この5秒が食いの間合いです。意外と早いリズムでも食ってきます。
いかがだったでしょうか?
サーフから投げ釣りで狙うシロギスは、釣りそのものの楽しみと、おもいっきりキャスティングして仕掛けを遠くに投げる快感が同時に味わえる楽しい釣りです。解説を参考にサーフからのシロギス釣りを堪能してください。また、食べても美味しい人気の魚、シロギスで食卓に華を添えるのも釣り人ならではの楽しみと言えます。