江戸前のハゼ釣りはベテランから初心者までたくさんの人が楽しめます。 シーズンが来るとたくさんの人で賑わいます。ハゼは「食べてよし」「釣ってよし」のとても面白い魚です。シンプルな仕掛けで釣りができますし、女性や子供でも簡単に釣ることができます。 そんな江戸前ハゼの釣り方やテクニックはあるのでしょうか?
江戸前ハゼの釣り方とテクニックを学びましょう
江戸前のハゼを釣るためにもテクニックや生息場所を覚えると効率よく釣りを楽しむことができます。ベテランの人になると1日何百匹と釣るそうです。 以下の項目でハゼ釣りの説明をしたいと思います。
①釣り場選び
ハゼは河川の下流、汽水域の干潟、内湾に生息しています。 海底が砂底になっている場所を探すのがハゼ釣りの基本になります。 泥底にもいますが、どちらかといえば砂地を好む傾向があります。 また、江戸川放水路ではボートでハゼ釣りをすることもできます。
②満潮前の上げ潮狙い
多くの魚はマヅメと呼ばれる朝と夕方にエサを取るため、日中は釣りづらくなる場合がありますが、ハゼの場合は真夏の日中でも、どれだけ強い日差しが照りつけていても釣れます。 特に活性が高まるのは満潮直前の2時間前後です。満潮が近づくにつれて、大きなハゼからどんどん浅場に上がってきます。 干満の差が大きい大潮の日であれば、さらに釣りやすくなります。
③エサの種類と付け方
ハゼ釣りでは基本的にアオイソメを使用します。 エサの付け方はアオイソメの頭部(口がついている側)にチョン掛けし、ハリを硬い部分に差すのが釣りのコツになります。 そしてアオイソメを短めに1cm~2cmくらいにカットしましょう。 エサは短めにカットした方がハゼの食いがよく、針掛かりがいいです。 かならずハリ先が出ていることを確認しましょう。 生きエサが苦手な人は、匂い・味付きのワームを使うのもいいです。 ただし食いの悪い時はアオイソメに分があるので、状況で使い分けるといいと思います。
④誘い方
足元を真上から探る場合、基本は5秒ほどでアタリがなければ仕掛けを数センチ手前に動かすの繰り返しになります。 オモリを持ち上げるようにして細かく探ると根掛かりが少なく、釣りやすくなります。 また、沖へ振り込んだ時は手前にズル引きながら探ります。この場合は根掛かりしやすいので注意が必要です。
⑤アワセ方
ハゼを釣っていると、「アタリがあるのに釣れない!」という場面によく出くわすときがあります。 おもな原因はアワセのタイミングが間違っていることがあります。 「ビビッ」とアタリを感じたら、サオ先を10cmほど鋭くあおって素早いアワセで掛けてやります。 じっと待っていればエサを飲み込んでくれるような気がしてしまうが、これは誤りでとにかく早アワセを心掛けましょう。
⑥針のはずし方
釣り上げたハゼをさっさと針からはずせることも、たくさん釣るうえでは大切なコツになります。 ハゼの口は意外と固いので、少々力を入れて針のチモト(ハリス側のまっすぐな方)を持ち、ハリスと反対側にグッと押すようにすれば簡単にはずれます。 もし、針を飲み込まれてしまったら、ハゼには少しかわいそうだけどハリスを持って引っ張れば口のところまでハリが出てきます。手返しをよくして、数をたくさん釣りましょう。
いかがだったでしょうか?
江戸前のハゼ釣りのちょっとしたテクニックをわかってもらえたでしょうか? 上の項目を覚えると誰でもハゼを簡単に釣ることができます。 ハゼ釣りに行く前に少し予習して、親子でファミリーでハゼ釣りを楽しんでみてください。