コストパフォーマンスの高さで人気のシマノのスピニングリール、ナスキーが3年でモデルチェンジとなりました。手頃な価格設定ながらシマノが誇る先進テクノロジーを存分に堪能できる上、11アイテムという豊富なラインナップとなったシマノのナスキー。果たしてNEWナスキーは、どんな進化を遂げたのでしょうか?
あなたがシマノ・16ナスキーを欲しくなる8つの理由
シマノのナスキーが3年ぶりのモデルチェンジで飛躍的な進化を遂げました。これまでは最上級グレードのみに搭載されていたシマノ独自の技術が惜しみなく注がれた16ナスキーの魅力を簡単に解説してみましょう。
①HAGANEギアの搭載
シマノ金属加工技術の象徴となっている精密冷間鍛造技術によって生まれた技術が「HAGANEギア」です。精密冷間鍛造という独自技術が、高精度かつ強いギアを生み出し、金属の塊を圧力でプレス、切削なしにミクロン単位の精度で仕上げたドライブギアを16ナスキーに搭載しました。精密冷間鍛造という独自技術が、高精度かつ強いギアを生み、なめらかな巻きごごちを可能にするHAGANEギアがエントリーモデルであるはずのナスキーに搭載されたとなれば、手に入れないわけにはいかないでしょう。
②コアプロテクト搭載
シマノ独自の防水構造のコアプロテクトとは、水玉を形成して水を弾く撥水処理(水玉効果)を各部に配置し、回転レスポンスや軽さを維持したままボディ内部への水や異物の侵入をブロックする機構です。撥水効果を利用することで、回転抵抗を増やさずに防水効果アップをするシマノ独自の技術を16ナスキーにも搭載しております。
③ドラグノブの大型化
ファイトの途中でも速やかで細やかなドラグ調整が可能な操作性の高い大径タイプドラグノブを16ナスキーに搭載することでアングラーの思い通りのファイトを実現できるようになりました。
④アルミ冷間鍛造ハンドル
ソルトシーンでの使用は高い強度と耐久性が求められますが、16ナスキーにはシマノが誇るアルミ冷間鍛造ハンドルを使用、ハンドルはアルミ素材を熱することなく常温で鍛造する冷間鍛造(CF=コールドフォージング)技術によって成型することでソルトシーンでの使用でも安心できる、高い強度と耐久性を実現しております。
⑤X-SHIP
シマノの代表的なテクノロジーは、16ナスキーにも当然搭載されており、ドライブギアの大径化、ピニオン&ドライブ両ギアの最適配置等、頑強なギアの組み合わせにより、ハイギアモデルでも快適な巻き心地を保持します。
⑥Gフリーボディ
シマノ16ナスキーでは、スプールを前後運動させるための摺動機能部品をリール本体上部に配置し、重心を手元に近づけることで、ロッドとの一体感を向上しております。その結果、キャストによる疲労が軽減しロッド操作性の向上につながっております。
⑦カラーリングの魅力
シルバー基調だったシマノ13ナスキーのカラーリングが、16ナスキーでは、ブラックを中心にスプールにはゴールドとダークシルバーを配した仕様に変更されており、シックで高級感溢れる仕上りになっております。
⑧お手頃価格
少し前なら上位モデルのみに搭載されていたシマノのテクノロジーが、16ナスキーには惜しげもなく搭載されているにもかかわらず、価格は1万円台前半に抑えられており、非常にコストパフォーマンスの高いモデルとなっております。
いかがだったでしょうか?
簡単に解説してみましたが、エントリーモデルであるはずのシマノ、ナスキーが今回のモデルチェンジで上級グレードと遜色のないレベルに達していることが分かっていただけたかと思います。シマノが誇る技術を惜しみなく搭載した16ナスキーの魅力を理解して頂ければ、必ず手に入れたくなるのではないでしょうか。