フライフィッシングはとても歴史のある釣りでとても繊細な釣りになります。 その中でもフライロッドはとても大事な釣具になり、フライロッドではないと、この釣りは成立しません。 フライロッドの選び方やポイントあるんでしょうか??
フライロッドの迷わない選び方とポイント
フライロッドはロッドをラインで曲げ、その反動でフライと呼ばれる毛鉤を遠くに運び入れるための釣り竿です。 そのため選び方にもコツやポイントがあります。 フライロッドの選び方とポイントを以下の項目で説明したいと思います。
①アクション
フライロッドのアクションは一般に、エクストラファスト、ファスト、ミディアムファスト、ミディアム、スローとなっています。 エクストラファスは超先調子で、フライロッドを曲げるために、早いラインスピードが必要になります。 当然そのスピードを出すために、ロッドのスピードも速くなくてはなりません。 ファストは先調子で、こちらもフライロッドを曲げるために、それなりのラインスピードが必要になります。 初めての人では、ロッドを曲げる事が出来ない可能性があります。 ミディアムファストは俗に言う7:3調子から、6:4調子くらいのアクションです。ロッドを曲げやすく、初心者に向いています。
②ロッドの長さ
ショートロッドは軽くて振りやすいですが、遠投に不向きで、メンディングなどのラインの操作が難しいです。狭い渓流などで使いやすいですね。 反対にロングロッド遠投はラインの操作性に優れるが、キャスティング時に手にかかる負担が大きく疲れます。 湖などで岸から立ち込んだ時、水面とラインの距離が取れるので有利になります。
③ロッドの番手
フライロッドの番手はどのような釣り場で、どんな釣りがしたいかで選びましょう。 一般的にですが、渓流は遠投する必要が無く即ち軽い番手のラインで良いので#3~#4がいいでしょう。
管理釣り場インジケータなら管理釣り場のドライフライも渓流のシチュエーションと似ていますが#5~#7がいいと思います。 湖なら遠投する必要があり風が出た時に軽いラインでは、投げる事が出来なく、 大きいフックサイズやウエイトの入った重いフライを使う場合があるので#6~#8がいいでしょう。
④材質
フライロッドの材質はカーボン、グラスファイバー、バンブーとあります。 バンプーは中空でないため重く19世紀からの伝統があります。 完成度の高い銘竿はロッドが勝手にフライラインを飛ばしてくれると錯覚するすばらしいアクションがあるため今でも根強いファンが多いです。 グラスファイバーはカーボン素材が量産されるまで主流だったガラス繊維です。 カーボンと比較すると、グニャグニャした感じでポーズをかけてもロッドティップが 止まりにくいですが、一部のマニアに人気があり、現在でも低番手のショートロッドが少量生産されている。 カーボンはフライロッドの素材の中で最も軽くて強いです。現在販売されているほとんど全てのロッドはこの素材で作られています。
⑤価格
フライロッドも初心者用のロッドから上級者向けの高額なロッドまであります。 性能はやはり高ければ高いほど、よくなりますが、安い竿でも魚は釣れます。 これだけはほしい性能は個人個人あると思いますので考えて決めてみましょう。
フライロッドは通うフィールドによって扱いやすい長さ、番手、と変わってきます。まずは自分のよく行くフィールドを決めることがロッドを悩まないで決めるポイントになるかもしれません。