シーバスゲームに欠かせない“完成型”とも言える、スピンテールジグ。中でも代表的なのがベイトブレスの湾ベイト。 現在では、多くのメーカーでスピンテールジグが販売されており、釣具屋で迷うこともしばしあるのでは？ ではその中でもベイトブレスの湾ベイトがアングラーから選ばれる訳はなんなのでしょうか？
ベイトブレスの湾ベイト使いアングラーと差をつけろ！
ベイトブレスの湾ベイトを使うのには訳がある。ルアーロストというリスクも多くある中で、どういった使い方をしているのでしょうか。では、ベイトブレスの湾ベイトを使いアングラーと差をつける方法を説いていきましょう。
①使用するエリア＆水深
ベイトブレスの湾ベイトを投入するとしたら、条件的には日中あるいは強い光源があるポイントで、尚且つ流れがあまりない水深がある程度ある場所です。 沖堤やボートシーバスでは、バイブレーションでは攻めきれないレンジがある。コンパクトで重いベイトブレスの湾ベイトは底まで簡単に送り込めます。 飛距離が抜群で、広範囲を手っ取り早く探れる。水深があっても、素早くサーチできます。これはベイトブレスの湾ベイトならではの特徴です。また、一定レンジのトレース だけでなく、カーブフォールやフリーフォール、リフト＆フォール等のアプローチ方法があるので、水深のあるエリアでは他のスピンテールジグより、ベイトブレスの湾ベイトは効果絶大です。
②ブレードフラッシング効果
デイゲームに於けるテールブレードの回転が生み出す強烈なフラッシング効果＆波動はやはり集魚力がバカにできないです。 重いルアーは速く引かないと沈んでしまうが、ベイトブレスの湾ベイトはブレードの力でゆっくり引けます。 そして、釣れる秘密は多分ですが・・・ゆっくり引いてるのに速く動く事じゃないかと。例えば日中にミノーをゆっくり引くと魚に偽物だと思われて釣れません。 ゆっくり引くと見破られます。けど速く引くと魚が食べようかな、やめようかなと迷ってるうちに手(口？)の届かないところまで行ってしまう。 しかし、ベイトブレスの湾ベイトでは移動自体はゆっくりだがブレード自体は非常に早く回転しています。 アピールや誘引、幻惑はブレードの速い動きで、そしてゆっくり動いてるボディでしっかり食わせています。 ベイトブレスの湾ベイトのブレードは、限定モデルに続きホログラムブレードを標準装備していますのでカラー選び同様、澄み潮時、濁り潮時といったその日の状況によって使用できます。
③ウェイトは29gを使用！
知らない人はいないくらいメジャーなスピンテイルジグであるベイトブレスの湾ベイトは、ベイトブレス社の中でもシンプルで堅牢かつコンパクトなモデルです。コンパクトといえど、そこは港湾部の水深ある場所を探るのが本来の使い方のためか、ラインナップ中一番オーソドックスといえるモデルで29gの重量を誇ります。ボートシーバスゲームでは、ベイトブレスの湾ベイトは圧倒的にこのウェイトを使用します。飛距離抜群！！広いエリアを素早く探り、魚を見つけることができます。 この手のルアーは、ウェイトがある分キャスト後にボディーにPEが絡む可能性があるので、着水と共にリールのベールを返し、ロッドを軽くあおると、ブルブルが伝わって来ますので、湾ベイトのボディーにPEが絡むことなく巻き始めがスムーズになります。 ベイトブレスの湾バイブと共に、湾ベイトはボートゲームでの使用時もシーバスが捕食しているベイトサイズに合わせて使用していただけます。 また、29gは主に港湾部でのストラクチャー打ちやオープンエリアでのサーチベイトとして高い実績をあげています。
④巻方変えてバイト数アップ
初心者の方はまず、ボトムをしっかりとれるようになる事、流れの変化を見つけられるようになる事。 この2つを完璧にマスターしてみてください。 特にボトムをとるのは根掛かりし、ロストの原因にもなるが、ボトムをきちっととることに意味があります。 慣れてきたら、任意のレンジまで沈めてのタダ巻き、たまにストップ＆ゴーとか、水深のある場所ならリフト＆フォールを加えてください。 重いルアーは速く引かないと沈んでしまうが、ベイトブレスの湾ベイトはブレードの力でゆっくり引けます。 シーバスは動きを止めると見切られる事が多いので注意。 エリアや釣行日の状況に合わせ、色々なレンジや場所を簡単な巻方変化で試してみてください。
⑤カスタムでフッキング率上
『バラシ・テーリングが多い』『ワンフック故にフッキング率が良くない』『魚のスレを誘発しやすい』点が、スピンテールジグには付き物ですが、ベイトブレスの湾ベイトはチューニングで釣果が倍増します。 中でも人気のチューニングは、『ダブルフックアシストフックチューン』と『アワビ貼りチューン』などがある。 また、テールにフックを増設する人も多い。#6のダブルフックをバーブレスにして、細い真鍮線を巻いてとめている。 ゴム管やPEラインを使う方法も試したが、加工も非常に楽なのでこの方法が良いです。 湾ベイトをキャスト後、着水のタイミングでラインスラッグをできるだけ早く巻き取るようにすると、リアフックにラインが絡まることも少ないです。
いかがだったでしょうか?
ベイトブレスの湾ベイトの使い方次第で捕れる価値ある1本。他アングラーとの差が付きます。 シーバスゲームをはじめとするベイエリアのマストアイテムとして圧倒的な支持を受けている一つであるベイトブレスの湾ベイト。皆さんもお試しください。
