ワカサギ釣りは、年間通して釣ることができます。 全国の湖は秋から冬にかけてワカサギ釣りシーズンの本番が始まります。 ワカサギ釣りは繊細で奥の深い釣りになります。 釣るためのポイントやテクニックはあるんでしょうか?
★☆ワカサギ釣りを楽しみましょう☆★
ワカサギ釣りは、とても繊細で奥の深い釣りです。 狙うタナから誘い方(テクニック)と、ポイントを押さえるだけで、数釣りもできます。 テクニックや押さえるポイントを解説していきたいと思います。
①安全に防寒対策等する。
ワカサギ釣りは秋から冬がシーズンになります。よく氷上の穴釣りなど極寒の中での釣りになるときもありますのでそれなりの装備が必要です。 季節に合わせたものをしっかり用意して安全にワカサギ釣りをしましょう。 テントの中での一酸化炭素中毒や氷の薄い場所など注意しましょう。 近年、山中湖などではドーム船もありますので、船内でに暖かく釣りをすることも可能です。揺れも少なく安全ですね
②タックルを用意する。
ワカサギ釣りは、基本竿は一本です。 穴釣り、ドーム船、屋形船を問わず、スペース的な問題があるので、手バネ竿で、ともに全長30cm~40cm程度の竿1本が必要です。 あまり用意しても手返しが悪くなるだけなのでお勧めしません。 リールはワカサギ釣り専用の小さいリールがありますのでそちらを使いましょう。 最近は電動のリールまであるので初心者にも安心ですね。
③ラインと仕掛け
ワカサギ釣りのラインはナイロンなら0.6号から0.8号程度、PEラインなら0.4号から0.6号が一般的です。長さは30mもあると十分です。 PEラインの方が、あたりが繊細に出て楽しめます。 針は釣具屋さんでワカサギ釣り専用の針がありますのでそちらで用意しましょう。 初めての人や子供さんには「5本~7本針」がおすすめです。あまり針が多いとトラブルの原因になります。
④オモリ
ワカサギ釣りが初めての方は、1号と、2号のナス型オモリを購入すると良いでしょう。釣具店で市販されている「ワカサギ仕掛け」の一番下に、ワンタッチで取り付けられます。 1号の方が軽いので「小さなアタリ」も良くわかりますが、特別深い場所や、流れや、水中にうねりのある場所では、2号のオモリが有効になる事もあります。 ポイントですが。食い渋り時には、エサの落下速度を遅くするために、オモリを小さくすると効果があります。
⑤エサを用意する
ワカサギ釣りのエサとしては「サシ」「紅サシ」「ラビット」「赤虫」などが一般的です。 「赤虫」は、針に付けるのに少々「コツ」が必要ですが、慣れてくると簡単に付けられるようになります。 擬似エサ(加工エサ)でも釣れますが、たくさん釣るには、上記の生きエサの方が有利のようです。 食い渋るときはハリに付けたサシやラビットをハサミで切って、サシやラビットの体液を少しずつ流すことで、魚の「食べる気を」起こさせる事が出来ます。
⑥釣り方のコツ
仕掛けにエサを付けたら、静かに水中に落とし、オモリが底に着いたら、一度糸を張って、少しだけ糸をゆるめておきます。(1cm位) そして時折竿を上下に手首のスナップを効かせるように「ちょこん・ちょこん」と動かします。これは水中のエサを動かし、魚の目を惹くわけです。
この動作を「誘い」といいます。ベテランになると誘いのパターンを変えその日に有効な誘い方を見つけます。
⑦タナを探る
ワカサギは意外に広範囲の水深に分布しています。水深30メートルの深場に群れている時もあります。濁りのある時には底近くではなく、かなり上層に群れが集まることがあります。 そのタナを正確に把握することで、ワカサギの密度の濃い遊泳層を釣ることができます。夕方や曇の日などは、2-3メートル程にタナが上がることがあります。 上の方の針に多く魚が掛かるような時は、ワカサギの遊泳層は上になります。
⑧手返しよく釣る
ワカサギをハリからはずす時は、口が柔らかいので、魚体をつかみ軽くひっぱるだけでハリから外れてしまいます。 釣れる時は群れが回遊してきているので、なるべく早く仕掛けから外して水中に再度投入します。 ワカサギ釣りは「手返し」の釣りとも言われます。この早さによって、釣果がぐんと変わってきます。 釣れている時は、上の方にある、1~2本のハリには、エサが付いていなくても、手返しを重視して、早く仕掛けを投入した方が得です。 こういう時はワカサギはエサの付いていない「空バリ」にも釣れて来ます。
どうだったでしょうか?
安全にワカサギ釣りをするために道具をそろえる必要がありますが、道具が揃ったらあとはワカサギ釣りを楽しむだけです。 ワカサギ釣りは誰にでも釣れます。釣果を伸ばすにはその日の釣れるタナや誘い方が大事になります。手返しよくたくさん釣りましょう。