ブリーデンと言えば、エギングやメバリング、アジングなど対象魚種を限定したメーカーだというイメージを持っている方が多いと思います。しかし、ここでご紹介するメタルマルというルアーはそのイメージを覆すものです。「魚種限定解除」という触れ込みのブリーデン・メタルマルを使うべき理由とは?
ブリーデン・メタルマル 6つのセールスポイント
もし、たった一つのルアーであらゆる魚種や状況に対応することができたら?そんなことを考えたことはありませんか。ブリーデンのメタルマルというルアーがそれを可能にするかもしれません。
①進化したミニマル
ブリーデンを代表するルアーの一つに餌木型プラグのミニマルが挙げられます。メタルマルを簡単に説明すると、ミニマルと同じ餌木型のボディ(素材はメタル)にリアブレイドを装着したスピンテールジグ。ということになります。メバリングやアジングで定評のあるミニマルを更に多くの魚種を狙えるように進化させたルアー、それがメタルマルなのです。メタルマルはミニマルを作ったブリーデンだからこそ出来たルアーだと言えるでしょう。
②魚種限定解除
メタルマルの最も大きな売りは「魚種限定解除」。ブリーデンのHPでもこの言葉は特に強調されています。実際に釣れた魚の種類はというと、ブリーデンのHPで紹介されているだけでもアジ、メバル、シーバス、チヌ、ヒラメ、などのフィッシュイーターは当然のこと、ハゼ、アイナメ、ベラ、アイゴ、ウミタナゴまで釣れています。更には一般の釣り人から寄せられた釣果報告ではコイ、さらに究極はヨシノボリまで釣れたという驚きの情報まであります。本当に何でも釣れてしまうメタルマル。ブリーデンが魚種限定解除というのは決して誇張した宣伝文句ではありません。
③圧倒的飛距離
魚種限定解除と共にブリーデンのHPで目立っているのが「ぶっ飛び!」という文字。メタルマルは圧倒的飛距離を誇ります。0.4号のPEラインを使って、平地の無風状態で飛距離を計測したところ100mを超えるという驚異的な値を記録しました。ブレイドという空気抵抗の大きなパーツが装備されているにも関わらず、これだけの飛距離を得られるのは、ボディバランスが非常に優れているという証拠です。また、このボディーバランスにはブリーデンの持つ「喰わせる」ためのノウハウが結集されており、それが驚異的な好釣果にもつながるのです。
④レンジ、動きも限定解除
メタルマルは使用する際の海の状況により、どのようなレンジでも使用が可能です。表層でナブラが起きるなど、魚が確認できる場合は、表層のただ巻き。魚の群れが少し沈んでいると思われる場合には、群れの下までメタルマルを沈めて群れの中を下から突き抜けてその直後にフリーでフォールさせる。ボトムを狙う場合には、一旦メタルマルを着底させてからのジャーク&フォールの繰り返し。というようにレンジやアクションを変えても常にその場所にいる魚に対して確実にアピールすることができるのです。裏返せば、このようにどんなレンジやアクションにも対応できるからこそ、どんな魚も釣れてしまう魚種限定解除ルアーになったのだと言えるでしょう。
⑤ブレードにも秘密が
メタルマルはスピンテールジグというカテゴリーに分類されるルアーですが、他のスピンテールジグと違う大きな特徴はそのブレードにあります。もともとスピンテールジグはアタリは多く出るのですが、そのほとんどがブレードに当たってくるので、スピンテールジグにはブレード付近にアシストフックを付けたものが多く見られます。しかし、いくらアシストを付けてもブレードそのものにバイトしてくる魚に対してはどうしてもフッキング率は下がってしまいます。メタルマルのブレードに付けられたフックは、ちょうどブレードの裏側に隠れるような状態でセットされています。そのためブレードにバイトして来た魚も高確率でフッキングさせる事ができるのです。メタルマルのブレードにはコロラドの1番という小さなブレードが採用されています。ブリーデンのフィールドスタッフ、レオンさん曰く、このサイズのブレードは小型のカタクチイワシが出すのと同じ波動を出すそうで、他のスピンテールジグには反応しないマイクロベイトに付いた魚も反応してしまうのです。メタルマルの釣果の秘密はブリーデンが独自に開発したこのブレードが大きな鍵を握っていたのです。
⑥秘色ステルスグリーン
メタルマルにはステルスグリーンというあまり他のルアーでは見かけないカラーが用意されていますが、このステルスグリーンは最後まで売れ残る不人気カラーのようです。しかし、実はこのステルスグリーンこそが、ブリーデンお勧めのメタルマルの真価を発揮するカラーなのです。「ステルス」という言葉から連想するのはレーダーで発見できない戦闘機として知られるステルス戦闘機だと思います。つまり、ステルスとは「見えない」という意味なのです。ステルスグリーンのメタルマルはそのボディが魚から見えないので、ブレードだけが泳いでいるように見えるのです。ブリーデンの開発スタッフが狙ったのはまさにこの部分、シルエットの小さいマイクロベイトにしか反応しない状況下でも食わせるためのシークレットカラーがステルスグリーンです。
いかがだったでしょうか?
ブリーデン・メタルマルを使う理由についてお話ししてきましたが、ブリーデンのスタッフはメタルマルを完成させるまでに3年の月日を費やしました。ボディバランスやブレードにブリーデンの持つノウハウを結集したメタルマルで是非「魚種限定解除」を実感してください。