マグロと言えば、お刺身やユッケを思い浮かべます。生のマグロもユッケのように一手間加えるだけで、ごちそう感も食欲も増します。ユッケに向いている赤身は鉄分が多く、積極的に摂りたい食材です。味付けを工夫するだけで、ユッケが何度も楽しめます。マグロを更に美味しく食べられるレシピは、どんなものがあるでしょうか?
食欲増進、ユッケで始めるマグロづくしレシピ
マグロは栄養がたっぷり。お刺身やユッケなど生食が多い食材ですが、火を通すと苦手な方も食べ易くなります。お馴染みのユッケも、タレを工夫する事で違った味が楽しめます。ユッケをはじめ食欲が無くても食べられるレシピや、おかず用レシピをご紹介します。
①マグロのユッケ3種 A定番ユッケ B焼き肉風ユッケ C辛党のユッケ
【材料 2人分】・マグロ 1冊ずつ ・卵黄 2個ずつ A大葉 2枚 B青ネギ少々、ニンニク1かけ Cキムチ50g、韓国のり2枚
【調味料】A(しょう油 大さじ1、砂糖 大さじ1/2)B(焼き肉のタレ中辛 大さじ2 ごま油少々)C(コチュジャン 小さじ1)
【作り方】マグロは粗めのみじん切りにします。A:調味料を良く混ぜ合わせ、マグロと合わせます。千切りにした大葉を散らし、卵黄をのせます。B:すり下ろしたニンニクと調味料を合わせて、マグロと混ぜます。小口切りした青ネギを散らし、卵黄をのせます。C:キムチをなるべく細かく刻み水気を絞ります。キムチ・マグロ・調味料を合わせ、刻んだ韓国のりを散らし卵黄をのせます。
②ユッケ風マグロのポキ丼
【材料 2人分】・マグロ 大きめ1冊 ・アボカド 1個 ・大葉 4枚 ・ご飯 2杯 ・のり 1/2枚 ・卵黄 2個 ・レタス 2枚
【調味料】A(レモン汁 小さじ1、しょう油 大さじ1、ごま油 小さじ2)・ごま 少々
【作り方】ぶつ切りにしたマグロと1.5cm角に切ったアボカドをボウルに入れ、Aと千切りにした大葉を加えて混ぜ合わせ、10~15分程漬けます。レタスは太めの千切りにします。丼にご飯を用意し、レタスをご飯の上に乗せます。真ん中を少し窪ませて、ボウルの材料を盛りつけます。真ん中に卵黄を乗せ、ちぎったのりとごまを散らして完成です。栄養たっぷりのユッケ風丼は、食欲の無いときにもお勧めです。
③マグロの角煮
【材料 2人分】・マグロ 1冊(切り落としなどでも大丈夫です) ・ショウガ 1カケ
【調味料】A(酒 大さじ2、砂糖 小さじ2、しょう油 大さじ2、みりん 大さじ1)
【作り方】マグロは2cm程の角切りに、ショウガは千切りにします。鍋にAと水1/2カップを入れ、火にかけます。沸騰したらマグロとショウガを加え、汁気が少なくなるまで煮ます。たくさん作って小分けにして冷凍すると、お弁当のおかずにぴったりです。ほぐして炒めると、味の染みたツナそぼろになり、おにぎりの具などにもお勧めです。
④マグロの磯辺揚げ
【材料 2人分】・マグロ 2冊 ・のり 大1~2枚または、味のりや韓国のり10~12枚
【調味料】A(酒 小さじ1、しょう油 小さじ1、みりん 小さじ1、 わさび 小さじ1/2) ・片栗粉 大さじ2
【作り方】マグロは大きめの一口大に切ります。ポリ袋にAを入れ、1個ずつのりを巻き付けたマグロを10分程漬けます。片栗粉を加え、袋の中でしっかりとまぶし付けます。170℃の油でこんがりと揚げて完成です。
⑤マグロ春巻き
【材料 2人分】・マグロ 1冊 ・玉ネギ 1/2個 ・玉子 1個 ・ピザ用チーズ 1/2カップ ・春巻きの皮 1袋
【調味料】A(わさび 小さじ1/2、しょう油 小さじ1)
【作り方】マグロはぶつ切りして軽くたたき、玉ネギはみじん切りします。ボウルにAとチーズを合わせ、マグロと玉ネギを加えて混ぜます。春巻きの皮で包み、170℃程の油でキツネ色に揚げます。中の具は、ユッケを少したたいた物でも美味しく出来ます。ユッケが余ってしまったときにお試しください。ユッケを使用する場合は、玉子の量を調節してください。
⑥マグロのチーズハンバーグ
【材料 2人分】・マグロ 300g ・玉ネギ 1個 ・ショウガ 1カケ ・ピザチーズ 1/2カップ ・玉子 1個 ・パン粉適量
【調味料】・バター 10g ・塩少々
【作り方】マグロはたたき、玉ネギはみじん切り、ショウガはすり下ろします。フライパンにバターを溶かし、玉ネギを炒めます。ボウルに材料と塩を入れ、あら熱の取れた玉ネギも加えてよく混ぜます。両面に焼き色を付け、蓋をして5分火を通し完成です。大根おろしやケチャップでいただきます。残ったユッケをたたき、同様に作っても美味しいです。ユッケを使用する場合、玉子の量を調節してください。
いかがだったでしょうか?
栄養たっぷりで、体に優しいマグロ。体調の優れないときは、お好みの味でユッケやポキを作ると食欲が出て来そうですね。もしユッケが余っても、家族の大好きなメニューに変身させましょう。簡単なレシピで、ご飯のすすむひと皿が完成します。ユッケやポキは、お好みの味付けや具を加えて、アレンジを楽しんでください。