シーバス釣りで使われるルアーは、ベイトに合わせて50mm~130mmのサイズが1番多いのですが、130mmを超えるビッグベイトと呼ばれる大型ルアーがシーバス釣りに有効な場合があります。ここでは、ビッグベイトでシーバスを狙う為に必要なタックルを紹介しますので、普段はあまり使わないビッグベイトでシーバスを狙ってみませんか?
シーバスをビッグベイトで狙うために必要なタックル
落ち鮎パターンやコノシロなどがベイトになっている時期は、ビッグベイトでシーバスを狙う絶好の時期と言えます。さて、ビッグベイトを操りシーバスを捕獲するには、どんなタックルが必要なのでしょう?
①ビッグベイトを操るロッド
一般的なシーバス用ロッドでは、ビッグベイトを操ることは、まず無理です。ビッグベイトをキャスティング、そして操作が出来るロッドとなればショアジギング用ロッドが最適でしょう。100gを超えるビッグベイトも発売されているため、相当タフなロッドを用意しておくのがベターです。長さも9フィート以上が良いでしょう。メジャークラフト社のN-ONEシリーズのショアジギング用ロッドなどが値段も手頃でありお勧めロッドと言えます。そこまでタフなタックルは、ちょっと・・・ベイトロッドでは駄目なの?・・・そんな方には、ダイワのモアザン、ベイトキャスティングモデルやジグキャスター86Mもお勧めです。ショアジギング用ロッドのパワーには及びませんが、7~9フィート程度の長さのため取り回しが楽であり、ロングキャストさえしなければビッグベイトを使ったシーバス狙いにも充分対応可能です。
②ビッグベイト用スピニング
ビッグベイトを操るショアジギング用ロッドに合うスピニングリールとなれば3000番台クラスが良いでしょう。ロングキャストをするわけではないのでPE2号が100m~150m巻くことができれば問題ないでしょう。欲を言えばシーバスを念頭に開発されたダイワの「モアザン3012H」等がベストですが、お財布と相談しながら用意しましょう。
③ベイトリールを使うなら
ベイトタックルでビッグベイトを操るなら、ダイワのジリオンTWやヴァデル・ベイジギング等がお勧めです。シーバスのパワーにも負けることもなく、ベイトタックルでビッグベイトのコントロールを可能にするリールと言えます。
④ラインについて
PEラインは2号で充分対応可能でしょう。出来れば単色のものや色分けされているもの等色々な種類のラインが発売されていますが、ビッグベイトでシーバスを狙う場合は、どちらでも問題なく、普段使っているラインを使いましょう。リーダーはナイロンをお勧めします。PEとのバランスを考慮して6号程度の太さが良いでしょう。ビッグベイトを使った釣りでは、ノーテンションドリフトや水面をスローに巻くことが殆どなのでラインが沈むと非常に困ります。意外と見落としがちなポイントであるため注意が必要です。
⑤お勧めビッグベイト
ビッグベイト・・・と言えば「ジョイクロ」、「ジョイクロ」と言えばビッグベイトと言われるほどビッグベイトの代名詞的存在の「ジョインテッド・クロー」・・・・もはやお勧めルアーではなく、オンリーワンの存在感です。ビッグベイトでシーバスを狙うなら、コノシロ、イワシ、マアジ等のベイトパターンによりジョイクロのフローティングモデルとシンキングモデルを何種類か揃えておきましょう。フローティングモデルとシンキングモデルの両方を用意しておくとシャローならフローティング、レンジが深い場所ならシンキングと使い分けもできて助かります。 シーバスはレンジの攻略も重要なポイントになります。
いかがだったでしょうか?
ビッグベイトを使ったシーバス釣りは既に絶大な釣果が実証されており、刺激を求めるアングラー達からは非常に注目されているフィッシングスタイルです。シーバス釣り未経験のアングラーの方々もビッグベイトを使ったソルトルアーフィッシングの世界に足を踏み入れてみては如何でしょうか?